新型コロナワクチン6回目。
今まででは一番副反応はすくなかったものの、やはり一晩発熱と倦怠感はありました。
2日ほどおとなしく家にこもっています。
10代頃ハマっていたサガンの「悲しみよこんにちは」。
あの頃は主人公と同じ17歳。
世間知らずの何の苦労もない高校生だった。
部活と図書館通いの日々。
主人公のけだるい日常の喪失感に共感し、自己投影していた若き日々。
年を重ねてみると、あの時には全く気付かなかった日々の生活の大変さ。
大人として生きていく責任の重さ。
17歳の私には共感できなかった父親の恋人アンナの気持ちもようやく理解できるように。
それはそれとして、18歳のフランソワーズ・サガンのデビュー作「悲しみよこんにちは」は、大人が忘れてしまった思春期の繊細な感情が見事に描かれている作品だと思う。
残念ながら映画にはその繊細な感情表現はほとんどなく、けばけばしく安っぽい映画に仕上がっている。
唯一主人公セシルを演じたジーン・セバーグのセシルカットがキュートで、若かりし頃私も同じような髪形をしていたことがある。
この作品から数年後の「勝手にしやがれ」は彼女の代表作で、まさに輝いているが、この「悲しみよこんにちは」では、今一つ魅力が発揮されないで終わってしまった。
映画としての評価より、懐かしさに誘われてみただけかもしれない。
輝く日々はあっという間に過ぎ去ってしまうものかもしれない。
今まででは一番副反応はすくなかったものの、やはり一晩発熱と倦怠感はありました。
2日ほどおとなしく家にこもっています。
10代頃ハマっていたサガンの「悲しみよこんにちは」。
あの頃は主人公と同じ17歳。
世間知らずの何の苦労もない高校生だった。
部活と図書館通いの日々。
主人公のけだるい日常の喪失感に共感し、自己投影していた若き日々。
年を重ねてみると、あの時には全く気付かなかった日々の生活の大変さ。
大人として生きていく責任の重さ。
17歳の私には共感できなかった父親の恋人アンナの気持ちもようやく理解できるように。
それはそれとして、18歳のフランソワーズ・サガンのデビュー作「悲しみよこんにちは」は、大人が忘れてしまった思春期の繊細な感情が見事に描かれている作品だと思う。
残念ながら映画にはその繊細な感情表現はほとんどなく、けばけばしく安っぽい映画に仕上がっている。
唯一主人公セシルを演じたジーン・セバーグのセシルカットがキュートで、若かりし頃私も同じような髪形をしていたことがある。
この作品から数年後の「勝手にしやがれ」は彼女の代表作で、まさに輝いているが、この「悲しみよこんにちは」では、今一つ魅力が発揮されないで終わってしまった。
映画としての評価より、懐かしさに誘われてみただけかもしれない。
輝く日々はあっという間に過ぎ去ってしまうものかもしれない。