ミステリーでもサイコ・サスペンスはあまり見ないことが多い。
やはり強烈なシーンはいつまでも頭に焼き付いていたりするし、重苦しい気分から抜け出せなかったりすることが多いから。


そんな私がお気に入りのサイコ・サスペンスがNHKBSで再放映されている。
飛び飛びの放映だと前の流れを忘れてしまったりするが、一挙放映だとそのままどっぷり世界に浸かっていられる。

現在シーズン5まで制作されているそうだが、今回はシーズン4までの全16話。

主人公のルーサー刑事を演じるイドリス・エルバはこのドラマでゴールデングローブ賞を受賞している。

これまでの英国ミステリーがどちらかといえば郊外が舞台になることが多かったのに対し、ロンドンの街なかで繰り広げられる事件はサイコ・サスペンスにふさわしいおどろおどろしい雰囲気も良く伝わってくる映像になっている。

そしてこのドラマで一番のお気に入りはアリス・モーガン演じるルース・ウィルソン。
彼女はノッティンガム大学で歴史を専攻した後、LAMDAで演劇を学んでいる。

ミステリーで言えば追われる立場の彼女とルーサー刑事との関係。
一方追う立場のルーサー刑事も問題だらけ。
ここまでやるのかというくらいあからさまに自分を出し、それが原因で様々な衝突も発生する。

そんな二人の関係と起こる事件を的確に解決していくルーサーの刑事としての腕前。
英国ミステリーではよく女性の上司が登場しますが、その能力の高さ、組織をまとめていく力はすごいですね。

シャカリキになって仕事一図ではなく、ちゃんとパブに行き好きなスコッチを飲む時間もあります。

第1話は2010年制作ですが、鋭い映像とモダンな音楽。

やはりBBCは世界ナンバー1の放送局ですね。
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