箱根の温泉に泊まる旅は、関東の人にとってあこがれの旅。
相対的に箱根の温泉宿は高く、そして評判のホテルは満室のことが多い。

なお且つここ近年は海外ツーリストにも人気のエリアなので、余計に混雑に拍車をかけている。


そんな敷居の高かった箱根が、今年はコロナ禍で海外ツーリストも少なく、予約も取りやすくなった。
GO TOキャンペーンを利用すれば宿泊料金の35%offになるので、ちょっと贅沢だなと思っていた宿も行きやすくなった。

今年はキャンペーンの影響で高級なホテルから予約が埋まっていくという。

紅葉シーズン本番の11月がいいのかもしれないが、正直インフルエンザとコロナのダブルパンチがいつ来るかもわからず、とっても不安。

さらに今年は関東直撃の台風が多いとの予報もあり、長期予報では10月頭までほとんど雨マーク。

純粋にホテルだけを楽しむ旅ならお天気に関係なく予約が入れられるが、いつも遠くから小さな富士山を眺めている埼玉県人にとって、やはり目の前に広がる富士山は見てみたい。


ということで直近の天気予報で比較的晴れそうな日を狙って予約を。
これがGO TOが東京都民も対象になればそんな贅沢も言っていられないだろうが、まだ少し余裕がある。


ホテルの人気というものは大きいホテルであればあるほど口コミの数も多く、いくつものプランがあるので、そこに飛びつきやすいが、その宿が、はたして自分の好みや願望とマッチしているかどうかはよく吟味してみる必要があると思う。


今回私が選んだのは、仙石原の4室しかないホテル「月の花あうる」。
オープン当初は文字通りの予約の取れないホテルで有名だったらしいが、ここ最近は落ち着きかけているという。

最近の若い世代はインスタ映えする豪華な盛り付けやお部屋、アメニティなどに目が行きがちで、そういった宿は高評価。

地の野菜や素材にこだわった宿はどうしても地味なので、最近は評価も低め。

ここはちょっぴり本物の美味しい素材を知っている私たち世代が満足できる宿を選択することに...


このコロナ禍の時代に4部屋という密にならない部屋数も有難いし、全部屋に露天風呂がついているというのも、あえて混雑する大浴場に行く必要がないので、そちらも嬉しい。

家族経営ということで、オーナーがこだわりぬいた食材を美味しいお酒と共にいただけるのも高ポイント。


今回は香具夜という一番いい部屋に泊まることに。
キャンペーンを使うと35420円もお得に(写真はホームページより)
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こんなチャンスでもないとなかなかここまで贅沢できないですよね。

ということで、また旅の報告をお楽しみに。