昨日は尾瀬も久しぶりの青空だったようですね。
さすがに日曜は混雑を考えると行けないですが...


なかなか尾瀬のトイレの状況やその他感染予防の実態の報告がないので、私の目で見た現地の様子をお伝えしようと思います。


大清水駐車場の女性用トイレ。
ハンドソープと消毒液が置いてあります。
尾瀬のトイレはすべて有料でそれは尾瀬の自然保全のために使われています。
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また一ノ瀬までのシャトルバスは運転手さんの席とシートで区切られていて、乗り込む前に消毒液もあります。
当然車内ではマスク着用の上、会話は少な目がエチケットだと思いますが、おじさん二人連れはマスクもせず会話も普通に。
ここまでくれば感染しないということなのかもしれませんが、運転手さんはじめ地元の方に感染させないという意識が薄い方が結構いました。

大清水の駐車場には練馬や品川など東京ナンバーの車も。


尾瀬沼のトイレです。
普段は石鹸禁止のエリアですが、今年は特別に手洗い用の洗浄液が置いてありました。
混雑時以外は奥は使用禁止で手前のみの利用で感染防止に取り組んでいるようです。
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ビジターセンター入り口にも消毒液がありましたが、利用している方は半分もいなかったようです。



今GO TOキャンペーンで色々もめていますが、受け入れる側の地元は大変な苦労をして感染予防に努められていると思います。

ただそれもそこへ来る旅行客、登山者の善意に任せているので、「お客様は神様」の日本では強く要請することができないのが実情だと思います。

東京からバスツアーで来ていた若者5人組は、トイレの前やビジターセンター内でもマスクをせず談笑。
たまたま昼食も近くで取っていたので会話が聞こえたのですが、「ツアーで検温したって意味がないよね。無症状の人もいるんだから。そもそも検温して少し熱があったって強制的に帰すことはできないでしょ。ホテルの前まで来て熱があったからと言って追い返すことができるのかね」と。


こういう意識の人が若者すべてとは言いませんが、大江湿原でもマスクを着けていない若者多かったです。


経済を回すためには必要かもしれませんが、この時期バスツアーで出かけようと思うのは意識のない若者しかいないでしょう。


個人客でできる対策と言ったら時間差観光しかありません。
ツアー客は大体10時から14時くらいの滞在になるので、その前だったら密にならず感染リスクも減らせると思います。

とかく自然の中では気も緩みがちですが、やはり大江湿原の木道やビジターセンターではマスクは必須ではないかと...


あくまで個人的な私の感想ですが、大切な尾瀬の自然を守り、そして努力してくださっている方のためにも一人一人の意識が大切ではないでしょうか?

次の4連休も尾瀬はにぎわうと思いますので、その参考になれば幸いです