今日まで暖かいとの天気予報で、上野の東京都美術館で開催中の「ムンク展」へ行ってきました。
チケットは当日券をネットで購入。
通勤の方に混じって9時過ぎに上野駅に到着。

美術館前には開門を待つ列ができていました。
東京都美術館は広いので、9時半のオープンと同時に列はサクサク進み、ネットで購入したチケットはバーコードを読み取ってもらい、紙のチケットに引き換えます。
(日本以外の国ではバーコードを読み取るだけ。ペーパーレスの時代にいまだに紙のチケットの交換が必要だなんて
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それ以外は何の問題もなく、ゆったりとムンクが鑑賞できました。
今回音声ガイドは借りませんでしたが、利用している方も多く、美術館慣れした絵の好きな方が多かったので、マナーも良く気持ちのいい時間を過ごすことができました。

絵の脇には細かい説明もあったので、音声ガイドなしでも絵の背景など良く分かり、とても良かったです。


ムンクと言えば、「叫び」以外に何があるの?といった感想もありますが、個人的にはムンクのリトグラフは好きです。
油絵はどちらかと言えば大味なものが多く、彼の北欧らしい繊細さはリトグラフでよく表現されていると思います。

とりあえず、昔々「叫び」を見たきりだったので、もう一度見れて満足

入口には今回の展覧会の作品やムンクの生涯など紹介したビデオもあり、そちらもわかりやすくまとめてあり、お勧め。


展示の最後には写真撮影スポットも設けられていました。
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めずらしく売店でポストカードを購入。
私のお気に入りのリトグラフ「二人、孤独な人たち」。
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油絵では晩年の「庭のリンゴの樹」。
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クリスマスにはこんな催しも開催されるようです。
なかなか子ども連れの美術館は日本ではハードルが高いですが、こうした催しで子どもたちが絵画に親しんでくれるようになったら嬉しいですね
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上野駅までの帰り道、国立西洋美術館のイチョウがまだ黄色く色づいていたので、ロダンとコラボしてみました。
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年末とは思えない穏やかな冬の一日。
ちょっぴり上野でまったりしてきました。