前回は陽明門を中心に紹介したが、それ以外にもたくさんある東照宮の見どころを紹介。

まずは五重塔。
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五重塔初層には東西南北の方角を示す位置に十二支の彫刻が飾られている。
通路側には、寅(家康)、卯(秀忠)、辰(家光)が。
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表門の左右の仁王像。
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表門裏側。
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神宝を納める三神庫の一つ中神庫。
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上神庫。
狩野探幽が下絵を手掛けたと言われる一対の象。
左は白い象、右は黒い象。
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神厩舎。
馬を守る存在の猿の彫刻が飾られている。
人の一生を猿になぞらえ、一般庶民にわかりやすく表現している。
有名な三猿は8面あるうちの2番目。
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親猿が子猿の将来を見つめている。(赤子の時期)
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「見ざる、言わざる、聞かざる」(三猿、幼少期)
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座っている猿。(青年期)
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大きな志を抱いて天を仰いでいる猿。(大人の時期)
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下を見て悩む猿と慰める友。(大人の時期)
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こちらは若い猿の男女の出会いの時期。
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二人で手を取り合って共に人生の苦難を乗り越えていこうとする結婚の時期。
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赤ちゃんができ親となり、再び第一場面に戻る。
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御水舎。
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陽明門の脇から奥社へと向かう参道の入り口の欄干に「眠り猫」がある。
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後ろ側のスズメはまだ修復されていなかった。
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今回は奥社へは行かず、ここで引き返す。

唐門へと続く廻廊。
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唐門。
こちらは以前修復工事が済んだばかりの時に訪れている。
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ここから大猷院へ向かいます。
あまり知られていませんがここも世界遺産の一つで、見ごたえのある建物でした。
そちらは次回に。


追記

表門から陽明門へと続く敷石が、途中で石の組み方を変えています。
これは自然と人の流れを変えるために組み方を変えたそうですが、まさに日本の技術の粋ですね。
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日本では当たり前ですが、トイレも無料できれいです。
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