3日目 2013年1月11日(金)
今日は昨日よりいいお天気。
今日もコンビニのサンドイッチで朝食。
おやつのリンゴも購入する。

まずはモンテの砦を目指して歩き出す。
最後はかなり急な坂道で、足がパンパンに。
ここは1617年~1626年にイエズス会の修道士によって築かれた高さ53mの要塞。
街が一望できる。

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ここから坂へ下るとすぐに昨日訪れた、聖ポール天主堂跡だ。
今日は青空なので、昨日とは全く違った景色に見える。
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ここから昨日行っていない大堂(カテドラル)へ向かう。
大堂近くの塀にもすばらしいアズレージョと水飲み場が。
漆喰の塀のクリーム色がヨーロッパとは違うやさしい雰囲気になっている。
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大堂に出てきた。
現在の建物は1937年に再建されたもの。
ファサードにある2つの鐘楼と内部のステンドガラスが特徴だ。
前の広場も世界遺産になっている。

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狭い路地を抜け、三街会館に着いた。
この辺りは案内標識も少なく、少しわかりずらい。
ここは三国時代の蜀の武将関羽を祀った廟で、軍神、財神として崇められている。
西洋建築の一角にこのような廟があるということが、東西文化の共生と評価されているそうだ。

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ここから、南へ下り、昨日訪れなかった所へ行ってみる。
ロバート・ホー・トン図書館だ。
今も図書館として使われており、一部が歴史的建築物として残されている。
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 奥が新しい図書館だ

聖オーガスティン教会脇に出る。
世界遺産の幾何学模様の石畳がきれいだ。
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そして教会前へ。
現在の教会は1874年に建築されたもの。
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 アーチ型の柱や窓、バルコニーの装飾などかわいらしい

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さらに坂を上ると、聖ローレンス教会に出た。
この教会は1560年に作られ、当時は木造で、1803年に現在の石造建物になったそうだ。
新古典様式の建築で、中国製のタイルの屋根や、左右対称の鐘楼が特徴。
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  ターコイズブルーの天井がきれい

時刻は13時すぎ、そろそろお腹も限界だ。
通りにあった小さなパン屋さんで、サンドイッチとエッグタルトを購入。
世界遺産のリウラ広場でいただく。
ベンチも公園内も清潔だ。
サンドイッチのハムは怪しい着色料が付いていたのでパスしたが、エッグタルトはなかなかのもの。
有名どころでなくても、街のパン屋さんでも熱々で充分おいしかった。
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  狭い路地の間にある、街のオアシスといった雰囲気だ

そこからさらに路地を歩くと港務局大楼に出る。
1874年にインド人部隊の宿舎として、イタリアの建築家カスートにより建設されたもの。
外から眺める回廊はイスラムの雰囲気が漂っている。
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ここから昨日訪れた媽閣廟まで歩き、バスでセナド広場へ帰る。
バスの運賃は3.2パカタで、香港ドルでも構わない。
日本と一緒で乗るときに運賃箱に入れるだけだ。
ただお釣りは出ないので、小銭を用意しておく必要がある。
媽閣廟からセナド広場へは主要路線なので、ツーリストもたくさん乗っていた。
それぞれ停車場に停まりながら、街中を走るバスは、また違ったマカオの景色が見られ楽しいものだ。

セナド広場から昨日のリベンジの聖ドミニコ教会の写真を撮り、いったんホテルへ戻る。
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