昨日一度訪れたいと思っていた水戸の偕楽園へ格安バスツアーで出かけました。

格安なので大手より2000~3000円は安いし地元出発だが、サービスはそこそこOK。
お買い物の立ち寄り時間が長いのも格安だから致したかないが、コスパを考えれば納得のいくものでした。

事前のパンフレットとは訪れる順番が逆になり、お天気のいい午前中が買い物に充てられたのは辛かったですが...


2019年3月15日(金) 15075歩

地元出発7時ということで、先日の高尾梅郷に引き続き早起き。

まずは大洗のめんたいパークへ。
明太子で有名なかねふくの工場見学とお買い物。
手前にここまで津波が押し寄せたとのマークが。
こちら茨城でも沿岸部は津波の被害が大きかったのですね。
その跡地にこの工場は建てられたのでしょう。
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明太子ソフトクリームをいただきます。
粒々が明太子だけど、ソフトクリームとしては微妙かも?
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さらに那珂湊の魚市場へ。
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漁船が停泊している那珂湊港。
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お買い物好きな人にはたまらない楽しい場所なのかもしれませんが、私にちょっぴり苦痛


ようやく水戸の偕楽園へ。
偕楽園は天保13年(1842)に水戸藩九代藩主徳川斉昭が創設したもの。
藩校弘道館と対の施設として構想されたもので、勉励と休養のバランスを考え、人として身体や心の調和を図り修養に勤めよとの考えから作られました。

歩いてみると斉昭公の考え通り心が解放されていく素敵な空間でした。


駐車場から東門までは10分ほどかかるので、実質滞在時間は45分ほど。
梅は終わりかけのものが多かったですが、さすが日本の三大名園といわれるだけあり素晴らしかったです
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偕楽橋を渡ります。
橋の上から田鶴鳴梅林(たづなきばいりん)が眺められます。
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千波湖にはスワンボートに混じって本物の黒鳥もいました。
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広い敷地では梅だけでなく様々なお散歩コースが楽しめます。
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そして東門へ。
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見晴広場の梅まつりの提灯、そして見事な松。
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田鶴鳴梅林方向を眺めます。
立派な松越しに眺める梅林が素敵。
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仙奕台(仙奕台)と呼ばれる千波湖をはじめ周囲の景観が一望できるこの突き出た台地。碁や将棋を楽しんだ場所。(偕楽園ホームページより)
やはり日本庭園の魅力は松に尽きます。
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後から見学する好文亭。
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偕楽園記碑をアップで。
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東西梅林の入り口には甘酒茶屋なども出ています。
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幾つかの石碑もあり、それが梅林に趣きを添えています。
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梅林全部をゆっくり見て回る時間はなく、ざっくり眺めますが、先日の高尾より手入れの行き届いた梅が多く、見ごたえ十分。
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偕楽園の梅のうち、花の形、香り、色など特に優れたものを六名木とし、こうして囲ってあります。
残念ながらほぼ終わりかけだったので、満開であればさらに素晴らしかったと思います。
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八重の可愛らしい白梅。
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孟宗竹林も春の瑞々しい緑色。
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大杉森へと続く道。
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好文亭へ。
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大人200円。
斉昭公がお年寄りを鯛背にしたということから70歳以上は半額らしいです。
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靴を脱いで中を見学。
斉昭公自らが設計したもので、木造2層3階建ての好文亭本体と木造平屋建ての奥御殿から成り、各所に創意工夫と洒脱さを感じさせます。ここに文人墨客や家臣、領内の人々を集めて詩歌や慰安会を催したそうです。(偕楽園ホームページより)

一階部分は見事な襖絵の部屋が続きます。
紅葉の間。
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竹の間。
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萩の間。
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眺めるお庭も見事。
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階段を上がり、二階、三階へと向かいますが、一方通行なので、しばらく待って上の階へ。
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江戸の人たちも楽しんだ四方を見渡せる絶景。
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ここは無理してでもぜひ訪れてほしいです
日本家屋の美しさと里の春の景色が味わえます。

集合時間が迫り、ここから走って駐車場へ戻ります。
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偕楽園に関してはまだまだ見足りないところがあり、ゆっくり散策すれば2時間はかかると思いますが、それだけの価値のある庭園だと思います。
次回はぜひ自力で


この後昼食をはさみ、筑波山梅林へ行きました。
そちらの様子は次回に。