夢は枯れ野を...

団塊世代夫婦の個人旅行記(海外、国内)をメインに、近所の散歩道、山歩きなど気の向くままに綴っています。

写真の無断転載はご遠慮くださいね。 ホームページ上から写真が大量に消えています。 勝手に写真を盗用され悲しい思いです。 大した写真ではありませんが、私にとっては大切な思いが詰まっています。 どうかご理解のほどを。

イタリア旅行記 2013

イタリア旅行記   <1>旅立つまで その1 航空券、ホテル、イタリア国鉄の予約

16歳の誕生日を過ぎてすぐに愛犬が亡くなった。オットの膝の上で安らかな死だった。
これまで、愛犬の病気のため、預けることもできず、二人揃っての旅行は3年ほど封印していた。
高齢の両親の健康状態も今のところ小康状態を保っている。
二人とも退職しようやく自由な時間が持て、時間に追われず、のんびりと旅ができる年代になった。
そうはいっても、まだまだこれから先が長いので、節約しながら自分たちの満足のいく旅がしたい。
幸いにも今はネットという便利なものがあるので、英語の得意でない私たちでも何とか自前の旅が手配できる。
とりあえず、行き先をイタリアと決め、夏のバカンスシーズンが終わり、秋の不安的な天気のなる前の9月上旬ということで、航空券を探し始めた。
できることならエミレーツかカタール航空を狙っていたが、6月半ばすぎでは手配が難しく、結局KLMの正規早割を使うことになった。
KLMのネットの口コミは賛否両論でやや不安は抱えていたが、できることなら一度も行ったことのない国で乗り継ぎ、その国の空気だけでも感じてみたかった。
ネットの手配が済むとすぐに、ホームページで座席の指定と帰りの特別機内食をリクエストしておいた。
座席は長時間のフライトではトイレに近い通路側を選択し、ヨーロッパの中を飛ぶ短い時間のフライトでは窓側を選択した。

イタリアといっても広い。どこを回るか、ルートを検討。2週間の日程で初めてのイタリア旅なので、やはり王道の観光地を選択することに。
ミラノはスイスとも近く、いづれそちら方面を旅することにして、それ以外の都市を選択した。
ヴェネチア、フィレンッツェ、ローマ。気候のいい時期なので、南イタリアを一部入れ、移動は列車を使うことにしてイタリア国鉄のホームページを開いた。
ところが、列車の検索はできるものの最後の決済がうまくいかず、レイルヨーロッパのお世話になることにした。
こちらの会社、ほかの代理店のように法外な手数料をとられることなく、検索した時の最安値のユーロ表示がそのまま出る。手配手数料は一回につき1500円だ。しかもそのままチケットレスのファイルがメールで届くので、わざわざ窓口で交換することもない。
以前フランス国鉄を利用した時は窓口でもう一度チケットを発券しなければならなかったので、現地でかなりの時間のロスになってしまった。そんなこともあり、手っ取り早く手配をお願いした次第だ。
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フィレンツェ_テルミニ
こちらがミニという最安値のチケット。フィレンツェからローマまで2人で5300円。車両、座席番号が書いてあり、刻印の必要もない。ミニは発売枚数に限りがあり、すぐに売り切れとなってしまうため、ローマ~ヴェネチア間、ヴェネチア~フィレンツェ間では購入できなかった。

イタリア国鉄の料金は他のヨーロッパ諸国と一緒で早く予約すればするほど安いチケットが購入できる。
その代わり、変更、キャンセルはできない。どうせキャンセルできない航空券を購入しているのだから、予定は早めにたて、少しでも費用を安く上げたほうがお徳だ。
早く日本でもこういうシステムが導入されたらいいなと思う。日本の鉄道の料金体系は一律なので、顧客のニーズに合わせた料金設定があれば、気軽に旅行が楽しめると思うのだが。

次にホテルの予約だ。
ホテル選びの第一条件は駅近。ガイドブックより何より私はトリップアドバイザーの口コミを参考にして選択することが多い。星の数ではなく快適なホテルをそこそこの値段で選ぶ基準として、この口コミは今まで外れがない。
初日はローマに遅く到着することもあり、空港から歩いて行ける、ローマヒルトンエアポートにした。
ヴェネチアはサンタルチア駅から近い、ホテルアッバツィア。フィレンツェだけは迷った末にポンテ・ヴェッキオ橋のたもとにあるホテルアレッサンドラ。ローマはテルミニ駅前のUNAホテルローマに決めた。
いづれもトリップアドバイザーから最安値の予約サイトが出るので、そこを通して予約を入れた。


イタリア旅行記  <2>旅立つまで その2 現地ツアーの予約やピサの斜塔の予約

このイタリア旅で私がどうしても行ってみたいところがいくつかあった。
須賀敦子さんのエッセイを愛読していて、イタリアの田舎にあこがれていた。
彼女の本に出てくるシエナを始めとするトスカーナ地方、そしてアッシジ。
イタリア初旅にも関わらず、私にとって外せない場所だった。
もう若くもないので、そうそう何度も行けるところではないし、悔いが残らないように王道の観光地にプラスすることにした。

基本、自分たちの足で回るとして、移動が難しいところはいくつか現地のオプショナルツアーを予約した。

フィレンツェからピサまでは激安往復バス。バスのみで現地では自由行動だ。別にピサの公式サイトより斜塔に上るチケットは手配しておいた。これはトラベルドンキーで二人で54€。

シエナ・サンジャミーノ・キャンティを回るツアーは自由時間が長いというのが魅力で、ロッティツアーより申し込んだ。こちらは日本語ガイド付きだ。ワインのテイスティングのときなど、私たちの英語力では心もとないと思い、かなり割高だが、日本語ガイドにした。二人で180€。

南イタリアはローマよりいろいろツアーはあったが、ソレントに泊まり、カプリ島でも青の洞窟以外に観光できるということで、Alan1で1泊2日のツアーを申し込んだ。二人で714€。
ナポリの車窓見学、ポンペイ遺跡、そしてソレント。翌日はソレントよりカプリ島へ渡り陸路で青の洞窟へ。そのあと、アナカプリやカプリの街の自由時間があり、ナポリよりローマへ戻るルートだった。
このツアーにそれだけ払う価値があったのかと聞かれると、正直迷う。
宿泊は4つ星ホテルと言われていたが、部屋はかなり狭かった。食事はツアーの食事という感じでまずくて食べられないほどではないが、それほどおいしくもなかった。
ただ天気が良かったこともあり、ポンペイからソレントまでの海岸線の景色やオーストラリアやカナダから参加していた人たちとの交流は楽しかった。
ポンペイの日本語ガイドさんは熱く遺跡のことを語ってくださり、青の洞窟も陸路のため、ほとんど日陰で、船にも揺られず、待つことができた。
またカプリ島のそれぞれの自由時間では絶景の展望台にも行け、十分にリゾートの気分を味わうことができた。
一度しか行かないのなら、こんな贅沢も許されていいのかなと思う。
こればかりは、天気によって印象が全く変わってしまうので、何とも言えないが。

そのほかネットで手配したのは、ヴァチカン博物館の予約、サンマルコ大聖堂に優先的に入れる時間指定の予約、ヴェネチア水上バスのチケット、サンマルコ広場周辺の美術館の優先入場チケット(午後を選択すると安くなる)。
ピサ斜塔バチカン美術館
 ピサの斜塔の予約チケット          ヴァチカン博物館の予約チケット
ベネチアMark's

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 水上バスのチケット              サン・マルコ広美術館の優先チケット
 事前購入は早いほど割安になる 
       ドゥカーレ宮殿も入れる


 




イタリア旅行記  <3>旅立つまで その3 Wifiレンタルを予約

移動、宿泊、観光の準備ができたところで、次は食事だ。
イタリアといえども、有名観光地の近くのレストランにうっかり入ると、高くてまずいものにありつく可能性が高いとネットの口コミにも載っている。
我が家は歩け歩け観光重視なので、少ない回数ながら重点的に満足した食事にしたいといくつかレストランはピックアップしておいた。
それ以外はピザのテイクアウトやサンドイッチ、そして食材も持って行った。
くたくたになるまで観光すると、レストランに入るエネルギーも無くなってしまう。
そんな時、ホテルの部屋で気軽に食べられる食材は便利だ。
イタリアでは4つ星ホテルでも湯沸かしポットはないところが多いとの情報で、旅行用のポットは持参することにした。

その他、スーパーで惣菜を買った時のために、小さなドレッシング数種類、お箸、スプーン、フォークなど用意した。
こちらは普段、山へ行くときに利用しているものだ。
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 おにぎりはサンドイッチに飽きたとき、公園のベンチで食べるとおいしい

今回の旅ではGoogleマップの活用を考えていた。
地図だけでは現在地がわからなくなったり、路地の名前がわからなくて困ることが多い。
そのため、準備段階で、Googleマップに行きたい場所に星印を付けておいた。

海外でいつでもネットを使えるようにとWiFiルーターもレンタルしていったが、こちらは必要なかった。
フィレンツェカードやローマカードでは料金が高くなった代わりに無料のWiFiが使えるようになっていたし、ヴェネチアの観光局でもそのようなサービスがあった。
最近は携帯よりもタブレットのほうが便利になり(地図が見やすい)、そちらを利用することが多いため、わざわざレンタルしたが、14日間で19884円はかなり無駄な出費だったと思う。

イタリア旅行記  <4>ついに出発 成田からローマまで

1日目 2013年9月4日(水)
出発の朝を迎えた。
早朝から強い雨が降っている。
車で空港まで2時間弱。
5時半、出発。平日の早朝の道は空いている。
酒々井でコーヒーとパンで朝食休憩。
8時にはUSAパーキングに到着した。平日だというのに思いのほか利用客が多い。
バスで空港まで移動。帰りもバス利用なので14日間で5565円という安さだ。

まずはWiFiルーターの貸し出しの手続き。ひっきりなしに手続きに訪れる人がいる。
海外用の携帯よりもこちらのほうが利用客が多そうだった。

KLMのカウンターへ並ぶ。
昨日ウェブチェックインも済んでいるので、すぐに手続きは終わるだろうと思ったがそうでもない。
一応、通常のエコノミーのチェックインの列ではなく、ビジネスクラスや同じようにウェブチェックインを済ませた人の列に並ぶが、ツアーでビジネスを利用する人が次から次からやってきて、そちらが優先になるので、なかなか進まない。
6人ほどの列だったが、40分近く並びやっと手続きが完了した。
手続きの対応はとても感じのいいもので、一人一人に丁寧に対応していたが、何のためのウェブチェックインだったのか。
やはり、ビジネスの人とは別な列にすべきではないか。ウェブチェックインを済ませていれば荷物を預けるだけなので、そちらの列はスムーズに進むはずだ。

思ってたより時間を取られ、空港内をうろうろする間もなく、ゲートで待機する。

ゲートから成田空港初のバス移動で飛行機に向かった。
機体はジャンボ。背もたれのクッションが厚く、特に頭を乗せるヘッドのクッションがしっかり厚く快適だった。
10時半、雨は上がり、快晴の空を離陸した。

現地時間5時に最初の機内食。和食か洋食かということで洋食を選んだ。(食事の写真は少ないです。写真より食い意地のほうが勝っていてごめんなさい)
メニューはミートボール、グリーンサラダ、チーズなど。このミートボールが激ウマだった。これまで利用した航空会社の中で1,2を争うほど。赤ワインと一緒においしくいただいた。
10時にアイスクリーム。
12時半にペンネとツナサラダ。ツナサラダはパンにはさんでサンドイッチでいただいた。

定刻より少し早い14時50分、アムステルダム・スキポール空港に着陸した。
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こんなおしゃれなワインバーも

乗り継ぎ時間は5時間半とたっぷりあるので、すぐに入国せず、空港散策。
オランダのチューリップの球根や、ブルーナの絵本、木靴など、かわいいお土産がたくさん並んでいた。

空港内のエリアで30分無料でWiFiが使える。
イタリアのお天気などチェックし、中二階にはゆったりと横になれるイスもあるので、そこでしばらく休憩した。
空港の乗り継ぎは、ヨーロッパのハブ空港ということで世界中から乗り継ぎの人が行きかい、表示もわかりやすく、迷うことはない。
乗り継ぎの途中に入国審査がある。
シェンゲン協定によりオランダで入国審査を済ませるとイタリアでは必要ない。
パスポート確認だけの簡単なものだったが、スタンプは押してもらえた。

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20時40分、定刻より多少遅れてローマ行の飛行機が飛び立った。
平日の夜便にもかかわらず満席。仕事帰りらしい人もちらほら見かけた。
2時間少しフライト時間だがサンドイッチとおつまみ(アーモンド)、アルコールもOKだった。
このサンドイッチもライ麦パンにハムやチーズが挟んであり、おいしかった。
日本では当たり前のふかふかのサンドイッチも、結構海外ではパサパサで、パンの国なのに、なかなかおいしいパンにありつけなかったりすることが多い。

シートは窓側。離陸のときは真っ赤に染まる夕闇の空を眺めることができた。
日は暮れ、時折街の明かりが見えるだけの暗い大地を飛んでいた。
ローマの上空でもほとんど明かりは見えず、イルミネーションの少ないヨーロッパへ来たことを実感した。

定刻前の22時30分にローマ・フィウミチーノ空港に着陸し、心配したスーツケースもすぐ出てきた。
あっという間に人が少なくなり、薄暗い空港から、今夜の宿のヒルトン・エアポート・ローマへ移動を開始する。
まずは鉄道の案内を探し2階へ。エレベーターで上がった後、4,5段の階段をスーツケースを引っ張り上げ、ようやく連絡通路へ。
大汗かきながら誰もいない通路をオットと二人で急ぐ。
空港駅を通過し、しばらく行くと小さなエレベーターが。
どうやらこれらしい。下に降りると、ようやくホテルの明かりが見えてきた。

23時半、無事にチェックインを済ませ、長い一日が終わった
ちなみにこのヒルトンには、日本の航空会社のクルーの皆さんもチェックインされていた。
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 翌朝のホテル前
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 シンプルで寝心地のいいベッドだった












イタリア旅行記  <5>ローマからヴェネチアへ 初のイタリア特急乗車

2日目 2013年9月5日(木)  12875歩
深夜にチェックインしたにもかかわらず、今日はヴェネチアまでの移動で早起きだ。
6時には目覚め、6時半には朝食を食べにグランドフロアへ。
こちらのホテルは5時半から朝食が食べられる。
この旅一番の豪華な朝食だった。
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 温かいもの、冷たいもののバランスが良く、パンも種類が多かった
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 ヴァチカン博物館と同じレプリカがロビーに飾ってある
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 空港駅から続いている通路 ここでエレベーターに乗った 手前からホテルに続く

7時45分チェックアウトし、昨夜と同じ通路を通り、空港駅まで戻った。
窓口近くのTabbchiでテルミニ駅までのレオナルド・エクスプレスのチケットを購入。
レオナルドEXP
 打刻は入り口で係員がやってくれた 刻印機もホームのあちこちにある

8時08分発のレオナルド・エクスプレスに乗る。
テルミニ駅までは30分弱。定時運行。渋滞による遅れもない。
運賃が一人14€と割高なので、ツーリストばかり。車内も安全だ。
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 テルミニ駅手前 ローマ市内に入る城壁だ
 
テルミニ駅でヴェネチア行きの特急の発車番線の表示が出るまで、バールで昼食と水を買う。
初めてのことで買い方の学習をしていたったはずが、バニーニをどこで注文すればいいかわからずうろうろする。
水を買ったのと同じお風呂屋さんの番台のような精算所でバニーニも注文すれば良かった。
「ドゥエ バニーニ」は言えたが、種類までは説明できない。おじさんが「モッツアレラ、トマト?」と聞いてくれたので、「イエス」と答え、やっとバニーニが買えた。
水は750mlで2€、バニーニは4.3€だった。

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 テルミニ駅西口
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 テルミニ駅構内の様子 
 スリが多いとの情報で最大限用心していたが、ツーリストばかりで危険は感じなかった


20分前にやっと電光表示板に出発番線が表示され、ホームへ急ぐ。
できることなら入口近くのスーツケース置き場に置きたいと思ったからだ。
そうでないと座席の上の物入れに載せることになるが、非力な私たちには無理そうだった。

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 ホームの電光掲示板 ここでもう一度確認する
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 車体 ホームから車内にスーツケースを引き上げるのに苦労した
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 車内の様子 窓は汚かったが、座席はきれいだった お兄さんがスーツケースを上げている
 
定刻の9時50分、ヴェネチア・サンタルチア行きのエイロスター・イタリアESが出発した。
4人掛けの席で二人とも窓側の指定になっていた。
平日ということもあり、ヴェネチアまで隣の席が埋まることはなかったが、車内はそこそこ満席に近かった。

フィレンツェまではトンネルが多く、かなりのスピードが出ていた。
フィレンツェ、ボローニャ、パドヴァと停まり、ヴェネチア・メストレの次がサンタルチア駅だ。

3時間半の長旅だったが、のんびり景色を眺めているうちにあっという間に時間は過ぎ、定刻の13時35分に到着した。
ちなみに車内検札は2回来た。2回目はローマから乗っているならいいよと切符は見せなくてよかった。

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 サンタルチア駅から運河を臨む




イタリア旅行記  <6>快晴のヴェネチアを散策

2日目
サンタ・ルチア駅に着いてまずすることは水上バスチケットの発券。
駅前を探すがそれらしき機械が見当たらない。
窓口に並んで発券してもらおうとするが、あちらの機械でやれと言われる。
青の発券機だとばかり思っていたが、赤に変わっていたのだ。
発券自体はヴェネチア公式サイトの欄を選ぶとそのあとは順調に進む。
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 こちらが発券機
水上バスチケット
 水上バスチケット48Hで30€  1回乗ると7€ 
 水上バスには11回乗ったので、十分活用させてもらった


ようやく落ち着き、まずはホテルにチェックインすることに。
駅前から1本目の細い路地に入るとしばらくして Hotel Abbaziaの看板が見えた。
サンタ・ルチア駅から5分とかからない。
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 これは翌朝の写真
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 クラシカルなロビーにコーヒー、紅茶のマシンがあり、いつでも飲めた
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 こんな素敵な中庭があり、最終日はこちらで朝食をいただいた

ヴェネチア本島の駅近で2泊430€はかなりお勧め。しかもヴェネツア映画祭期間中。
朝食は通常のコンチネンタルで、ハム、チーズ、ヨーグルト、フルーツ、シリアルなど。ゆで卵もあった。
飲み物は各自マシンで入れる方式。カプチーノなど種類も豊富。
バスタブのついた広いバスルームでエアコンのききも良かった。

一息つく間もなく出発。
ACTV社のホームページで水上バスの時間を調べていたので、後の予定も考え14時41分発の1番バスに乗りたかったのだ。
P.le Romaまで運河沿いに10分ほど歩き、始発の水上バスに乗る。
乗り場の前に検札機があるので、タッチを忘れずに。
ネットの情報通り、後方の窓のない席をとり、運河の写真を思う存分撮る。
カナル・グランデ沿いにはルネサンス様式、バロック様式やゴシック様式のすばらしい建物が建ち並び、青空に映え、美しかった。
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 同じ水上バスでも行き先によって乗り場が違う
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 出発時間、行き先、路線番号、乗り場が電光掲示板で表示される(これは別な日)
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第4の橋 コスティツツィオーネ橋
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 サンタ・ルチア駅前の様子 たくさんの船が行きかっている
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 カナル・グランデを進む
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 カ・ドーロ ヴェネチアン・ゴシックの最高傑作
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 リアルト橋にさしかかる
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 左 カ・ジュスティニアン 右 カ・フォスカリ
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 アカデミア橋
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 パラッツォ・コルネール
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 運河のあちこちで見かけたマリア像
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 海上から見たサンマルコ広場、ドゥカーレ宮殿
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 海上から見たため息の橋
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 ヴェネチア映画祭期間中でどの乗り場も観光客の乗り降りが多く、15分遅れで到着した

15時50分、サン・ザッカレから2番の水上バスに乗り、サルーテへ。
サルーテからヴェネチアの路地裏散歩を始める。
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 サン ジョルジョ・マジョーレ教会

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 海沿いの歩道からこんなおしゃれな運河が続いている
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 サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会
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 小さな運河沿いの道はどこを撮っても絵になる風景だ
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 途中の路地にはこんな仮面のお店も
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 アカデミア橋たもとの公衆トイレ 有料なので掃除も行き届ききれい 
 バールを使う手もあるが、水分を取るとまたすぐトイレに行きたくなってしまうので、公衆トイレを良く利用した。
 ヴェネチアのトイレの利用料は1回1.5€と他の都市に比べてかなり高い。ヴェネチアの公式サイトでは1日トイレ利用券もあり、2回まで利用可能で2€だった。
 ただネットを予約したバウチャーをインフォメーションで交換しなければならず、観光シーズンはかなり並ばなければならない。
 時間のロスになるので、今回は利用しなかった。
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 アカデミア橋たもと
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 アカデミア橋からサルーテ教会方面を望む
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 以前火事で焼失したラ・フェニーチェ劇場 当日夜も催し物の予定が入っていた
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 夕方になり、ゴンドラに乗りこむ人が増えてきた

この後、私たちもゴンドラに乗りヴェネチアを満喫する。


イタリア旅行記  <7>ゴンドラセレナーデツアーを満喫し運河夜景を楽しむ

2日目
18時10分、ゴンドラセレナーデのツアーの集合場所に向かう。
個人で乗るのが難しいゴンドラもツアーなら一人40€とお手頃価格だ。

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 こちらが集合場所の目印

観光シーズンなのでゴンドラツアーも大人気。
18時半出発予定が35分過ぎにようやく10艘のゴンドラに分乗する。
参加者全員がまんべんなく音楽を楽しめるように、ゴンドラは前後左右入れ替わる。
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 粋なゴンドリエーレ
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 このおじさんが素晴らしい歌声を披露 ゴッドファーザーのテーマ曲なんてしびれました
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 狭い運河の水路も器用にすれ違う
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 夕日に染まるサルーテ教会
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 サン・ザッカレア教会

19時20分ゴンドラを降り、サンマルコ広場に戻ってきた。
ちょうど日の沈む時間だ。

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 ヴェネチアといえばこの写真
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 昼間の暑さから解放され、心地よい風が吹いていた

夕暮れを堪能した後、水上バス2番で駅に戻る。
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 運河に映る明かりが美しい

ホテル近くのバールでイカスミパスタ、魚のグリルなどいただく。
駅近なので、英語のメニューもあったが、路地裏ということもあり、お客さんのほとんどは地元の人のようだった。
軽く、ペペロンチーノやピザをつまみ、また仕事に出かける感じの人たちもいた。
イカスミパスタはいかにもツーリストメニューという感じで感激はなかったが、オットの頼んだペペロンチーノのほうはおいしそうだった。
魚のグリルは熱々でおいしかった。
ツーリストメニューは2品選び、それに赤ワインハーフボトル、お水を入れて二人で26€と激安。
バールなので、ハウスワインの赤もフルーティーでおいしかった。
ちなみにオットは生ハムメロンを頼んでいた。


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