この旅の報告の番外編として電子クーポンの利用方法、使用した場所についてお伝えしようと思います。


今現在様々な論議が繰り広げられているGo Toトラベル。
確かに通常より安く旅ができ、今までそれほど頻繁に旅する機会のなかった若い世代にも国内で旅を楽しむ方が増えていますね。

ただすべてが受けた打撃を回復できたわけではないと思うし、特に大手の旅行代理店にはかなり手厚く救済されたとは思うけれど、実際にそれを運営するための莫大な手数料を税金から払っているわけで、お得と喜んでいても結局は自分の懐から出て行っているのと変わらない状況がありますよね。


何よりも経済を回すという殺し文句にお得感だけで飛びついていくのはなんだかな~という気がします。


ともあれ今回の旅で私たちも恩恵を受けたことは間違いないので、使い勝手が悪いと言われている電子クーポンの利用方法についてお伝えしようと思います。


今回は日本旅行のHPで旅の手配をしました。
北陸新幹線とセットになったツアーがじゃらんなどで予約しても日本旅行のサイトに飛ぶようになっていて、こちらは日本旅行でしか予約が取れないようでした。
(それ以外の代理店は飛行機を利用したツアーのみ)

日本旅行のHPで予約すると地域共通クーポンは電子クーポンになり、まず日本旅行の会員になり、マイページにログインすることで、地域共通クーポンのサイトに飛ぶことができます。

そこで利用する県を入れればOKでした。


地域共通クーポンと言いながら使えるお店は、コンビニや量販店、全国チェーンの食事店など、あまり地元に潤うとは思えない使い勝手の悪さ。

事前にかなり調べて行ったので、お天気次第で黒部峡谷鉄道か富山地方鉄道で利用しようと考えていました。

結局1日目にトロッコ列車に乗ってしまったので、2日目の朝に新魚津の駅で1日フリー切符を購入し、2人分5200円のうちの5000円分をクーポンで支払いました。

新魚津駅は窓口もない改札のみの小さな駅でしたが、そこでも問題なく使えたので、個人で旅する人にとってはかなり便利ではないかと思いました。

この日は、新魚津から立山、立山から新黒部という行程で特急券も入れて3960円がフリー切符で2600円で済んだので、かなりお得だと思います。

宇奈月から立山方面、富山方面に回る予定の人はフリー切符の方が断然安いです
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その後、残りの3000円分は新幹線の黒部宇奈月温泉駅の観光ギャラリーを兼ねたお土産屋さんで使いました。
鱒ずし、ビール、おつまみ、シフォンケーキで3180円。

1000円と2000円とクーポンを2回に分けて使いました。
私がもたもたしていると店員さんは手慣れたもので、手伝ってくれたので助かりました。
続けて利用する場合がやはりちょっと面倒ですね。

我が家のようにお土産を買わない家では宝の持ち腐れになりそうなクーポン。
その運用のための莫大な費用を考えるともっとシンプルに利用できるものはなかったのかと考えてしまいます