9月に入った途端サイタマは秋の空気に入れ替わり、久しぶりにエアコンなしの朝です。

これから秋冬の流行が懸念されるコロナの心配も含め、今年は落ち着かない秋ですね。


世界から見ると相変わらず年寄りが牛耳っている日本の政治。
10年前と同じことをしようとしている内向きの状況にガッカリ。
日本の首相に通訳なしで英語を話せる人と望むのは私だけ?


中国の歴史を紐解くと、もっとどろどろとした策略に満ちたものが。
後になって振り返るからその人間ドラマは面白いのかもしれませんが、渦中にいたくないなと...


チャンネル銀河で放映中の「三国志」は史実から少し発想を飛ばしたドラマ。
史実に登場する人物以外に献帝に双子の兄弟がいたという設定。


元々の三国志演義は劉備玄徳を主人公に話が展開し、蜀が滅びることをもって物語も終わりを告げます。

今回のドラマはイケメンの架空の兄弟を中心にそちらの視点から三国時代を切り取っています。
ただそれ以外の登場人物は実在なので、別な視点からその人物を見ることができ、それはそれで面白いです。


中国、韓国、日本ともに美形がドラマの主人公になることが多いですよね。
現実にはあり得ない美男美女ぞろいで、ちょっと面白みに欠けます。

まあ目の保養にはいいのかもしれませんし、娯楽ドラマとしてそれもありかもしれません。

今回のドラマでは、本には出てこない細かなエピソードが面白いですね。
小さな出来事の積み重ねで歴史が動いていく、それが歴史ドラマの醍醐味では...

しばらく三国志の様々な人物が私を虜にしそうです


追記(9/17)
最終話見終わりました。
史書とは全く違った終わり方になっているけれど、戦乱に明け暮れた時代に晴耕雨読の生活を求めた献帝の生き方は、ある意味今の時代に共感できるものがあります。

大切な人と舟で川を下り、あれだけの権力を持っていた皇帝が畑仕事に精を出すシーンはいいですね。

全く歳を取らない顔には違和感を感じるけれど、幸せそうな穏やかな顔の献帝はいいですね。

片や司馬懿はあくまで権力闘争に明け暮れるというのも、運命のいたずら。
もし愛する人が死ななかったら別な生き方をしていたのかも?と思わせる終わり方ですね。
(もちろんそれもこのドラマの世界での話ですが)