日本国内ではヨーロッパのような大流行にはなっておらず、今のところまだ何とか抑え込めているようです。

これからどうなるかまだまだ予測できませんが、一人一人が地道に感染拡大を防ぐ行動をするしかないのでは...と思っています。


本来であれば今日がベトナムからの帰国日でした。

わずか一週間で感染が拡大するヨーロッパや韓国の様子を見ていると、何とか行けるだろうと思った旅も急転直下、入国制限やフライトの運航休止でキャンセルせざるを得なかった方も多くいると思います。

ツアーであればそれなりの対応を取ってもらえると思いますが、個人旅行の場合すべて自分の判断にかかり自分で決断しなければなりません。

今回の旅のキャンセルは渡航3日前。
すべてスーツケースに荷物もパッキンし、後はウエブチェックインをするばかりという状態で飛び込んできた日本人の入国制限の情報。

キャンセルを決めた日ではなく、本来ハノイに到着する予定だった日の翌日に入国制限が発令されました。
すでにハノイには4万人を隔離できる施設を準備し、個人任せのゆるゆるの日本とは大違いの対応。
ハノイの人民委員会によると宿泊中の韓国人、日本人の動向調査も始まっていて、自由な移動もできるかどうか疑問な状態でした。

この日本にいるとまさか自分が拘束されるなんて想像もつきませんが、やはり社会主義の国では、国の命令には問答無用で従わなくてはなりません。

そして、この後ダナンからのフライトも運航休止になっていました。


こんな事態が起こるとは夢にも思わなかった事態の急速な進展に、思っていた以上にキャンセル料もかかりました。

そちらのすべてをお伝えしたいと思います。

航空券:デルタスカイマイルのマイルを利用した航空券のため、4月上旬までの保留期間があり、その間に次の予約を入れれば空港使用料などの税金も含めて次のフライトに充当できるので、実質キャンセル料なし。

ハノイからフエのベトナム航空は1400円のキャンセル料でキャンセル。


ホテル:キャンセル料のかかる期間に入ってしまっていたり、キャンセル不可のホテルでのキャンセル料は一切戻らず、トータル25853円のキャンセル料。(bookingで大分交渉してもらったが一切受け容れてもらえなかった)


現地ツアー:get your guideは前日までキャンセル料がかからないため、キャンセル料なし。
シンツーリストは8~15日前のキャンセル料は50%だが、新型コロナウィルスが原因でキャンセルと英文メールを送ったため30%のキャンセル料で1398円

AO SHOW:当初キャンセル不可と言われたが、公演が中止となり、全額返金。

トータル28651円


元々ベトナムはお手軽な値段で行く予定にしていたので、私にとってはかなり痛い出費ですが、現地で拘束されたり、足止めを食らうことを考えれば、致し方ない出費だったと思うしかありません


ちなみにベトナム航空の航空券はベトナム航空のHPから予約しているので、直接電話し、メールに添付された申請書を本社に送り返し、さらに本社からの確認メールを送り返せば手続き完了です。

エアトリなど代理店を通して購入している場合は別に手数料がかかるので、そちらは注意が必要です。



さらに補足すると、キャンセル料は利用したクレジットカードに返金になりますが、提携でないVISAが一番手続きが早く、返金の額が上回った場合は口座に入金してくれます。

楽天カードの場合は利用額が上回るまで返金は保留となり、相殺してやっと返金になります。

特に海外での利用はVISAは利用した日のレート表示が出るので、確認しやすく透明性も高いです。
楽天など提携カードではほとんとレート表示がないため、利用額から割ってレートを計算する必要があります。