今回の旅で利用したホテルは口コミ評価でも人気ナンバーワンの桓武平氏ゆかりの宿「揚羽~AGEHA~」。



我が家では普段ベッドのため、布団敷きの和風の温泉旅館は苦手ですが、やはり3世代で宿泊するとそこそこ宿泊料もかかりますし、値段の割に口コミ評価が高かったということで選んでみました。


安いプランだとトイレが部屋にないためそこはきちんとあった方がいいよねということで、新本館(数寄屋造り)、全室リバービュー、囲炉裏造りの客室です。

こちらは部屋数が少ないので、かまくら祭りの期間やお盆、年末などは早めに予約を入れた方がいいですね。
(口コミで評価が低かったのは、こちらの説明を読まなかったため、トイレがなかったというのが圧倒的に多かったです)


ちなみに料金は1泊2食付きの大人12650円、小学生低学年8855円。
これが週末は2万円を超えてしまうので、かなり平日と週末で料金の差があります。


ホテルの目の前がバス停なので、冬は湯西川温泉駅からバスもありかも?

団体さんがいないので、温泉宿にありがちなざわついた雰囲気もなく、しかも若いファミリーやカップルが多かったので、非常にマナーも良く気持ちのいい滞在になりました。
(年寄りの私が言うのもなんですが、最近のご高齢の方の傍若無人な振舞いにはちょっとげっそりさせられます



まずは入り口から。
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ワクワク感をそそるロビー。
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受付ロビーの階段を上がったところには古民家バーがあり、15:00~17:00、7:00~9:00の間無料で美味しいコーヒーがいただけます。
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お風呂は新本館1階。
隣には卓球場があり、30分500円。
我が家恒例の温泉卓球です
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受付ロビーが新本館の3階になっていて、私たちの部屋は2階。
重厚なつくりの廊下。
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私たちの部屋は桓武天皇というお部屋。
艶やかな色打掛が飾られています。
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部屋を入ってすぐのところに、広めのスペースがあり、洗面所、トイレ、お風呂もあります。
化粧水、乳液も置いてあるので便利。
歯ブラシは磨いている途中で歯ブラシの毛が抜けてしまい気持ち悪かったので、My歯ブラシを使用。
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こちらでは選べる浴衣も人気の一つですが、使用していないので情報なしです

バタバタしてお茶菓子は写真に撮っていませんが、なかなか美味しかったです。
お茶は粉末になったものを湯のみの注ぐだけなので、茶葉の片づけなどもいらず、ホテルにとっては合理的かもしれませんね。

冷蔵庫に一人1本づつミネラルウオーターが入っていたのもポイント高いですね。
(麦茶は我が家のもの
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翌朝の部屋からの眺め。
通路の奥が貸切露天風呂のようです。
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夕食は小鉢バイキングと囲炉裏料理など。
残念ながらアユの塩焼きはちょっと冷めていましたが、温泉粥、田舎風けんちん蕎麦は美味しかったです。
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クレジットカードで即決済にすると、3000円分の飲み放題が付きます。
せっかくの家族旅行なので、こちらを選択しましたが、正直アルコールに関してはプラス3000円出して飲み放題をつけるのは勿体ないです。

まともだったのはビールくらいで、焼酎も梅酒もロックでかなり薄めてある感じでした
私たちはおまけのようなものと思ったので、それほどがっかりしませんでしたが、もし余分に払っていたらかなりだったと思います。


そして朝食。
私はまたお粥を。
温泉卵や温泉湯豆腐美味しかったです
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こちらのホテルでは日本では珍しく週2日休館を取り入れています。
そのゆとりある働き方のおかげかスタッフの皆さん笑顔が素敵でした。

トータルで考えると日本の温泉旅館の中ではコスパも良く、お勧めできると思います。
ただ安さにつられないで、部屋の確認は必要だと思います。



送迎バス「湯けむり号」の情報です。
おおるりグループという格安温泉チェーンが主に高齢者のために運行しているバスです。
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平日などはバス代が無料になるホテルもあるようですが、私たちはおおるりグループのホテルではないため、1人3000円払いました。
2人なら高速代より安く済みますが、それにはからくりがあります。

鬼怒川温泉など栃木県の温泉へ向かう場合、必ず提携の田吾作という食事処でバスの乗り換えがあり、否が応でもそちらで昼食を取らざるを得ない時間配分になっています。

それでも行きはまだスムーズですが、帰りは湯西川温泉を9時半に出発した後、温泉会館でショーとカラオケがあり、そちらで約1時間、さらに田吾作で50分の待ち合わせがあり、結局戻ってくるのは15時半過ぎ。

田吾作のお蕎麦やうどんは駅の立ち食いそばよりひどいレベル。
コンビニもないので、こちらでお昼を食べるしかありません。

我が家も高齢になりつつありますが、まるで昭和の遺物のようなシステムに正直次回はないねというのが正直な感想です。

こういうシステムを知らずに利用する方のため、情報として伝えておきますね