劇団四季のミュージカルで見てすっかり虜になった「CATS キャッツ」の映画。

早速初日に行ってきました。

初日の初回のみのプレゼントでクリアファイルが頂け、ちょっと嬉しい気分。
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「レ・ミゼラブル」「英国王のスピーチ」を手掛けたトム・フーパーが監督を務めているということで期待も膨らむ。


キャッツに関して言えばレ・ミゼラブルのようなストーリー性がないためその部分では物足りなさを感じる人もいるかもしれません。


私は主役を務めた英国ロイヤルバレエ団のフランチェスカ・ヘイワードの美しいバレエ、そして美しいソプラノに魅せられた。


ロンドンでミュージカルを見たときにも感じたことだが、英国の俳優養成校では演技だけでなくダンス、歌など厳しいレッスンが繰り返されるというレベルの高さはやはり日本の劇団四季とは比べようもない。
さすがシェークスピアの国というしかない。

レッスン料、予算などすべてが桁違いで、日本ではテレビに出演する芸能人と同じ扱いになりがちなのが残念。
(もちろん日本でも心に残る役者さんは何人かいますが)


そんなハイレベルの役者さんたちを揃えての舞台に見たてたロンドンの片隅のゴミ捨て場。

それぞれの猫ちゃんたちのダンスや歌も素晴らしい。


そして誰からも愛されない孤独な猫グリザベラの「メモリー」にやっぱり泣いてしまいました。


どの猫ちゃんも味のある歌い方にやはり吹き替えではなく字幕版でぜひ見てほしいと心から思いました。


個人的にはオールドデュトロノミーを演じた英国の大女優ジュディ・デンチも良かったです。


海外では酷評されているらしいですが、やはり歌や踊りが大好きな人でないと、そこまでの感動は感じられないかもしれませんね。


私的には歌の一節一節が心に残るお気に入りの作品となりました


追記
映画にはロンドンの観光名所がいろいろ登場します。
そちらも映画ならではの魅力ですね。