私がポーランドにいる間に関東地方では台風の大きな被害があり、今なおその爪痕が残っています。
もしあの日帰国していたらと思うとやはり自然災害の恐ろしさを感じてしまいます。


私がポーランドにいる間は比較的穏やかな日が多く、夏の名残を味わうヨーロッパ各地の人々で賑わっていました。


ヴロツワフ、クラクフに来るまではアジア系の人に会うこともなく、のんびりポーランドの街並み散策を楽しみました。
ポーランドと言うと「大理石の男」のイメージがあり、石の彫刻や調度品にあふれているかと想像していたのですが、意外にも木造教会だけでなく、さまざまな建物に木の調度品が使われ、他のヨーロッパの街とは違う親しみを感じました。


そして何より日本人をこれほど温かいまなざしで見てくれたのは初めてだったかもしれません。

若者たちはみな完璧な英語を話し、丁寧に道を教えてくれ、ある時は電車のホームまで連れて行ってくれました。

敬虔なカトリックの信者さんが多いこの国はほかのイタリアやスペインと比べてもはるかに若い人も教会とのつながりが深く、それがこの国を作っているのだなと感じました。


久しぶりのひとり旅で体力の衰えは否めず、旅の後半はかなりバテバテでしたが、無事帰国できました。


ザコパネで1時間タクシーをチャーターし、木造教会を周ってきました。
そのうちの一つを紹介して、とりあえず帰国の報告に変えたいと思います。
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