個人旅行で一番の楽しみはホテル選び。
ホテルや部屋のカテゴリーが決まっているツアーでは味わえない醍醐味。


ただせっかく個人旅行でホテルを予約したにもかかわらず、部屋や備品、そして部屋の眺望などをきちんとチェックしていないため残念な結果になってしまうこともあります。



最近はbooking.comしか利用していないので他の予約サイトの情報はわかりませんが、予約確認書には部屋の詳細な備品、例えばコーヒーメーカーはあるけど電気ポットはないとか、シャワーかバスタブ付きかどちらか選択できるとか、冷蔵庫、エアコンはないとか色々載っています。

日本では当たり前と思うエアコンや冷蔵庫でさえ、夏の短い地域や山間部では3つ星、4つ星ホテルでもないことがあります。
特にヨーロッパは冬が厳しく冬の備えはばっちりでも、夏は窓を開ければ暑さがしのげるというエリアではエアコンなしも珍しくありません。


そういった備品のチェックしておけばホテルでこんなはずじゃなかったといったガッカリの事態が防げると思います。


例えば、今回ドゥブロヴニクで宿泊するホテルでは、一般的なホテルではなく旧市街の歴史建造物を宿泊施設にしているものなので、エレベーターはなく、鍵での入室になります。

こんな時下層階の部屋をリクエストしておけば重いスーツケースを持ち上げて階段を上ることもありません。(たいていはスタッフが荷物を上げてくれますが...)


またシャワーかバスタブ付きか選択できるようならそちらもリクエストできますね。
(あくまで部屋の備品に両方記載されている場合で、そうでない場合は値段の安いカテゴリーのツインやダブルではシャワーのみとなることも多いです)


さらに眺望に関してガーデンビュー、ランドマークビュー、シティビューなどと記載されている場合は眺望の選択もできます。


ホテルへのリクエストは英文メールで送れば回答があるはずです。

夜遅くに着いて早朝出発するあわただしい旅ではなかなか部屋でくつろぐ時間もないでしょうが、3泊くらいするのであれば、より快適な部屋をリクエストしてみるのもいいかもしれませんね。


ちなみに早朝チェックアウトや出発の時も、前日夕方までにボックスランチをお願いしておくと、その時間に合わせて作ってくれます。
最近はホテルの朝食代金も高いので、そちらも活用されたらいいと思います。

たいていはサンドイッチ2個とクッキー、ジュース、フルーツ、水など日本人あれば2食分に相当する量なので、これで朝、昼済ませてしまうこともあります。


さらにチェックインの時間が18時を過ぎる場合は、ホテルに連絡しておきます。
3つ星、4つ星ホテルではそういったトラブルもないでしょうが、2つ星ホテルでは部屋が満室になっていたということもよくありますので、事前にトラブル防止しておいた方が気が楽ですよ。