昨夜はサイタマでは結局雪も降らず雨のみでした。
でも久しぶりの恵みの雨ですね


ポーランドといえば映画監督のアンジェイ・ワイダ氏は有名で、昔々「灰とダイアモンド」や「大理石の男」を見た覚えがあります。

ポーランドの社会主義体制が崩壊した後上院議員にもなったりしていますが、昨日彼の遺作「残像」が放映されていたので、久々に彼の映画を見てみました。

彼の初期の作品のモノクロ映像の鋭いタッチに衝撃を受けましたが、歳とともに鋭さより日常の何気ないささやかな幸せや温かさが心地よくなり、そういった映画からからは遠ざかってきました。

今回ポーランドに行くにあたり、やはりこの国の背負った歴史の重さについて学ぶことは必要ではないかと思っていた矢先の放映でしたので、結構じっくり鑑賞しました。


彼が幾度となく描き続けた社会主義体制での非人道的行為。
一人の画家の最期を通してその時代の雰囲気がよく表現されています。

彼の遺作ということで、やはりこれからの希望を彼の娘や若い学生に託したということがひしひしと伝わってくる作品でした。

翻って日本ではこれだけの重さ、希望を次世代に託せる年寄りがどれだけいるだろうか?と考えざるを得ませんでした。
私も十分年寄りですが、あまりに自己のエゴを押し通しわがままな年寄りが増えてきました。

ささやかですが、若者を理解し、応援できる年寄りでありたいと思ったしだいです。

そしてポーランドではしっかり歴史の重みを感じる旅にしたいと改めて思いました。


ちなみにアウシュヴィッツを描いた映画というと「シンドラーのリスト」が有名ですが、私は「ライフ・イズ・ビューティフル」というイタリア映画が一番好きです。