いよいよ年の瀬。
何となく気ぜわしくなってきました。
暖かい今週中に大掃除や植木の剪定も終わらせないと


今回の旅で「13府県復興割」という制度を使わせていただいて、宿泊料の補助を得ることができました。
これは国が交付する「平成30年7月豪雨観光支援事業費補助金」の対象となる地域「岐阜県、京都府(京都市を除く)、兵庫県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県」への旅行やボランティアの方の宿泊がお得になる観光支援事業というもの。

県によって補助金の額も異なり、岡山、広島、愛媛は一人一泊6000円まで、その他は4000円となっています。

条件としては対象の県に連続して2泊以上するか、移動しながら連続して2泊以上すること。


今回は広島、岡山、愛媛とまさに対象となる県を旅することになり、たまたまネットでこちらの情報を見つけたので、応募してみることにしました。


今までもこういった復興支援の旅費援助はありましたが、たいていは旅行代理店を通さなければならず個人で申し込める枠はほとんどありませんでした。

今回はネットからたくさんの書類をダウンロードし、旅先のホテルで証明書を書いてもらうという手間はかかりましたが、個人の旅行者やボランティアを対象にしているという点ではかなり画期的ではないかと思います。

手続きをする県の職員の方は一人一人の対応となるので非常なお手間はかかると思いますが、おざなりではなく一人一人を大切にした取り組みは、これからも被災地に足を運んでもらう良いきっかけになったのではないでしょうか。


私自身も広島から倉敷に向かう電車のなかで、山が削り取られ、流木が積み上げられた様子をまざまざと見ることができましたし、まだ呉線も全線開通していませんでした。

公共の乗り物に乗ったり、地元で食事したりすることで、少しでも復興のお役にたつことができたら幸いです。


残念ながら、旅行から帰ってきたときには広島は締め切られていて、岡山の分だけしか補助を受けることができませんでしたが、予定していた旅とはいえ、ささやかに得した気持ちになり、うれしいです。


あってはほしくないけれど、やはり起きてしまう災害もあります。
足が遠のいてしまった観光地を元気づけるのに、またこうした取り組みがあればいいなと思います


追記
今回の13府県復興割についてはほとんどの府県で予算額に達して締め切られています。
詳しい内容、手続きについてはホームページでご確認くださいね。