昨晩AXNミステリーで「THIRTEEN ~サーティーン/13 誘拐事件ファイル」が一挙放映されました。

番宣を見ていた時は、どうなのかな?と半信半疑だったのですが、見事にはまりました。
英国でももう一度見たい作品として人気が高いようですが、5話連続で目が離せず一気に見てしまいました

13歳のときに誘拐された少女が13年後に救出されてから物語が始まり、その13年間の空白を埋める家族の苦悩、彼女自身の13年間にかかえた秘密、それを乗り越え成長していく姿など、さすが英国ドラマと感じさせる質の高い内容でした。

ミステリーとして見てしまうと、ちょっと物足りない部分もありましたが、少女と共に苦悩を分かち合い寄り添う家族の一人一人に心奪われ、特に主人公を演じたジョディー・カマーが素晴らしい演技に思わず釘付け。


最近の日本では、家族のきずなが希薄になり、家族間での様々な事件が起きています。
学生でいる間の密接な人間関係と、その後の放任。
ほど良い距離を保ちながら、一人の人間としての生き方を認めていくというのは、他人だけでなく親子でも必要ですね。


その意味では、この家族の再生の姿に心打たれ、感動し、考えさせれました。