毛越寺から車で5分ほどの達谷窟毘沙門堂へやってきた。
駐車場は無料、拝観料は大人300円。

こちらも平泉の世界遺産の一つで、桓武天皇より蝦夷征伐を命じられた坂上田村麿が、この窟に籠った敵と戦い勝利を収めたことから、窟に毘沙門天を祀り毘沙門堂と名付けたとされる。
その後、火災により何度か焼失、再建を繰り返し、現在の建物は昭和36年に再建されたもの。
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三の鳥居をくぐると、毘沙門堂が見えてくる。
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黄金色に輝くイチョウはまさに見ごろ。
朱塗りのお堂と良いコントラストを描き美しい。
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近くへ寄って見ると、岩にめり込むように建てられた毘沙門堂の様子がよくわかる。
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階段を上る。
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お堂の中は撮影禁止。
内陣の奥は岩がそのままむき出しになっている。
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外は秋の夕暮れが近づいている。
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岩ぎりぎりの階段を下りる。
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もう一度外から眺める。
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岩面大仏。
岸壁に刻まれた巨大な大仏。
明治29年に胸から下が地震により崩落し、現在も磨滅が進んでいるという。
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蝦蟆ヶ池弁天堂。
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姫待不動堂。
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金堂。
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鐘楼。
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ここから車で2,3分で厳美渓へ。
無料の自然休暇村管理センターの看板が分かりづらく通り過ぎてしまい、しばらく走って引き返して無事駐車することができた。
なかなかUターンできる場所がないので、少しスピードを落として走った方がいいかもしれない。
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ここから御覧場橋までは歩いてすぐ。
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階段を下りると吊り橋が見えてくる。
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御覧場橋から眺める厳美渓。
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天工橋まで林の中の道を歩く。
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木々の間から見える紅葉。
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赤いモミジと赤い実。
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天工橋へ。
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橋からの眺め。
ひときわ賑わっているのは、厳美渓名物の空飛ぶ団子「郭公だんご」を受け取る人たち。
ちょうど渓谷を渡り籠がお団子やさんに戻されるところだった。
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籠をアップで。
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夕方になり、紅葉の輝きは失せてしまったが、渓谷を流れる青く澄んだ川はきれい。
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これから鳴子温泉へ向かうため、お団子はあきらめ橋を渡り駐車場へ。
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河原の展望台へ寄ってみる。
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先ほどの御覧場橋が見える。
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ここから下道を使い、1時間半かけて鳴子温泉へ。
ナビがなければとてもたどり着けない山道ですが、信号もなく快適にドライブ。

達谷窟毘沙門堂も厳美渓も平泉の街からは比較的近く、バスも走っているので、車がなくても回れそうです。
平泉のまち全体が非常に整備され、気持ちのいい観光ができました。
海外のツーリストへの案内も行き届いていて、ぜひたくさんの方に訪れてほしい街だと思いました