台風の合間を縫って木、金と平泉・鳴子峡へ行ってきました。
紅葉はまさに見ごろ、そしてお天気は快晴とめったにない好条件に恵まれ、日本の秋を楽しんできました。

特に鳴子峡は評判にたがわぬ見事な自然美を見せてくれ、私の今までの紅葉を楽しんだエリアでもナンバー1と思えるほどの素晴らしさでした。

現地での詳しい情報をあまり得ることができなかったので、個人でゆっくり楽しみたいと思う方に、なるべく細かく伝えられたらと思っています。

大した写真ではありませんが、写真も多めに載せていますので、良かったらおつき合いくださいね。


2017年11月26日(木) 21093歩

自宅を5時前に出発。
我が家は東北道に近いので、東北地方へ向かうのは便利な場所にある。

上河内SAで朝食。
サンドイッチと栃木名物のレモン牛乳。
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栗駒山へ行ったときに利用した長者ヶ原SAで2回目の休憩。
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9時50分に中尊寺第1駐車場に到着。
駐車場代金は400円。
毛越寺の駐車場代金100円引きのチケットをもらえる。
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横断歩道を渡る。
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奥には音声ガイドの受け付けもあり、今回は借りなかったが、中尊寺だけでなく毛越寺、達谷窟札所などでも使え500円なので、利用すれば良かった。

中尊寺には無料のアプリをダウンロードして観光に役立つサービスも受けられる。
これは海外のお客様にも便利ですね
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交差点に菊に飾られた金色堂。
まさに中尊寺。
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そして入口へ。 
紅葉情報では中尊寺は色づき始めとなっていたが、日当たりのいい場所では鮮やかに色づき始めていた。

中尊寺は平安末期に藤原清衡により前九年後三年の合戦で亡くなった命を供養するために大伽藍が造営された天台宗のお寺で、藤原氏滅亡後、度重なる火災で堂塔が消失する中、金色堂だけが創建当時のまま残っている。

私の大好きな「新平家物語」の舞台にもなり、義経の最期の物語は悲しく美しい。
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江戸期に植えられた杉並木の参道を歩く。
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途中で月見坂への分岐があり、石段を上る。
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奥にはお蕎麦屋さん。
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八幡堂。
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義経より人気者の弁慶堂。
文政9(1826)年に建立され、弁慶の木像が数対安置されている。
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弁慶のフォトポイント。
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天井は格格子に美しい草花が描かれている。
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お堂からの眺め。
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お堂の下は展望台になっている。
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地蔵堂。
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薬師堂。
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観音堂。
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参道には菊が展示されていた。
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明治42(1909)年に再建された本堂。
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本堂へお参りする。
御本尊の釈迦如来。
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峯薬師堂。
目にご利益があるとされ、白内障が気になるオットはここでお守りを購入。
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不動堂。
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大日堂。
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このあたりからモミジが美しい参道になる。
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鐘楼。
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弁財天堂。
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金色堂のチケット売り場へ。
ここだけが有料区域で大人800円。
金色堂内では無料の説明も聞ける。
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ここからは撮影禁止。

金色堂は天治元(1124)年に作られ、ご本尊の阿弥陀如来、左右に観音・勢至菩薩、さらに6体の地蔵菩薩と持国天・増長天が本尊を取り巻き、堂全体は金箔で覆われている。

螺鈿細工や蒔絵など煌びやかで美しい装飾は、みちのくで花開いた平安仏教美術の粋が集められたもので、ただただ見とれる美しさ。
特に螺鈿細工の見事な柱は私のお気に入り

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経蔵。
ここのイロハモミジは境内一だそうだが、残念ながらまだ青葉だった。
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松尾芭蕉の句碑と芭蕉像。
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旧覆堂。
現在の金色堂の覆堂ができるまで使われていた室町中期に作られたとされる覆堂。
中央には立派な柱が立ち、中では螺鈿細工の修復の様子をビデオで見ることができる。
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かんざん亭と能舞台の入口。
ここで大失敗。
かんざん亭はレストランなのでパスしようと中に入らなかったが、奥の能舞台は素晴らしいものらしかった。
ちょっと残念
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釈迦堂。
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色づいたモミジと菊のコラボ。
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中尊寺に伝わる国宝、重要文化財を収めてある讃衡蔵。
中は撮影禁止だが、平安末期の見事な仏像など、こちらも素晴らしい仏教芸術を堪能できる。
入口付近の紅葉はかなり色づいていた。
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ここからぶらぶら駐車場へ戻る。
これからこんなイベントも開催されるようだ。
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お餅やさんも...
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ツアーでは慌ただしく時間に追われてしまいますが、たっぷり2時間歩きまわり、素敵な発見のあった中尊寺でした。
紅葉はこれから1週間先位が見ごろになりそうです。

この後、近くのランチスポットに移動します。
そちらは次回に。