5日目
11時過ぎ、ミルフォード・サウンドのクルーズの船乗り場からディバイドまで引き返す。
朝一番のクルーズだったこともあり、団体の観光バスが混みだす前で、無事すれ違うこともなくホーマー・トンネルを通り抜けることができた。

朝の青空がうそのように徐々に厚い雲が出てくる。
この辺りは温帯雨林で雨の多い地域なので、なかなか晴天が続かないのも無理もないことかもしれない。
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ディバイドの駐車場に車を停め、ルートバーン・トラックを歩き始める。
これはビジターセンターで手に入れた簡単な地図。
私たちが海外でトレッキングするときには真っ先にビジターセンターに行くことにしている。
ここでお天気の情報や地図、お土産屋さんには売っていない植物図鑑など、様々な情報が入手できるからだ。
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途中まではこんなニュージーランドらしい森が続き、鳥のさえずりが聞こえ、気持ちのいいお散歩だ。
日本の森林とは違い、シダやコケなど珍しい植物がいっぱいだ。
この枝にまとわりついているのは、ゴブリン・モス。
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途中でルートバーン・トラックから分かれ、キー・サミットの方向へ道をたどる。
矢印もはっきり出ているし、道もさほど険しくなので、通常の日本のハイキングに慣れている人なら、個人で来ても全く問題のないコースだ。

しだいに景色が開け、このような山を見ながらつづら折りの道を登っていく。
ガイドブックによるとかなり険しいように書いてあったが、全くそんなこともなく楽なハイキングコースと言った感じだ。
もちろん、天候次第では全く景色は一変するので、そこは自己責任で判断してもらいたい。
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そしてキー・サミットの山頂に到着。
尾瀬のような池塘が点在する。
晴れていれば池に山々が映り美しいと思うが、あいにくの雲でクリアな青空は見えないのが残念。
木道に沿って散策し、昼食のクッキーとリンゴをいただく。
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マウント・クリスティーナ
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下に見えるのはレイク・マリアン。
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駐車場にいた小鳥。(チャフィンチ?)
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この後、元来た道を戻り、ティアナウへ。
街に近づくにつれ、のどかな牧草地帯が広がる。
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ロッジに戻る前に昨日寄ったスーパーへ。
キッチンにはフライパンもあったのでステーキ用のお肉を買い、サラダとスープで夕食を。
ワインも購入し、ステーキの仕上げにも使う。

20:15にツチボタルのツアーを予約していたので、街の中央にあるリアル・ジャーニー社まで歩いていく。
街が小さいので、ロッジから歩いて15分ほど。
ツアーの15分前に集合となっていたが、さすがニュージーランド。
来ていたのは私たちだけで、出発時間になったら受付に声をかけてくださいとのこと。
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時間になり、いつの間にか集まった人たちと事務所裏手の桟橋から高速艇に乗り込む。
まだこの時間は夕闇が残り、街の明かりもだんだん遠くなり、幻想的な光景だった。
写真撮影禁止だったので、カメラを持ってこなかったのが、悔やまれる。

50分ほどで洞窟の入口に着き、ツチボタルの一生など生態系のビデオを見た後、小さなボートに移り洞窟へ入る。
たまたま日本からのツアーも来ていたようで、そのボートでは日本語で案内をしていた。
私たちは英語のガイドだったが、きらきら光る洞窟は美しかったし、ボートで巡るので、ちょっとした遊園地のアトラクションのようだった。
2007年の「歩き方」にはフラッシュ禁止となっていますが、写真撮影そのものが禁止なので、ご注意を。

あっという間にボートを降り、また街へ戻る大きな高速艇を待つ。
今度は真っ暗な闇の中を湖を渡り、22時過ぎ事務所へ戻ってきた。

人通りは少なくなっているが、広い通りなので、治安の心配もなくロッジへ戻る。
朝から夜遅くまで、ニュージーランドの自然を堪能した一日だった。