毎日寒いですね。

2008年秋にパリを中心に出かけたフランス旅行記をご報告したいと思います。

ヨーロッパで一番に行きたかった国フランス。
初めて英語圏ではない国を個人で観光するということで、いろいろ検討の末、ANAのフリープランのツアーを利用することにした。
他のツアーとは違い、ホテルではなく、アパルトマンに宿泊し、文字通り、パリの街で暮らすような旅がしてみたかったからだ。
帰国日を2日延長し、モン・サン・ミッシェルと周辺の街も観光した。

空港からの送迎以外は全くのフリーで、TGVのチケットや、ミュージアム・パス、モン・サン・ミッシェルのホテルなど、すべて自分たちで手配した。

オットがドーバー海峡の海底をユーロスターで走りたいという希望もあり、ロンドンにも日帰りで行くことにした。

パリを観光するのに一番いい時期と言われている10月に決定した後、ほほ半年がかりでいろいろ下調べをし、準備した。

まず宿泊のアパルトマンはいくつか地区を選べたが、セーヌの川岸近くで治安もいいサンジェルマン地区にし、シタディーン・サンジェルマン・デ・ブレに決めた。
毎日何処へ観光に出かけてもセーヌ川沿いの道を通って帰ってくるので、パリの世界遺産地区を満喫することができた。

延泊の最終日、もっと安いホテルに泊まるつもりだったが、モン・サンミッシェルへの小旅行中スーツケースを預けておくのに便利なので、このアパルトマンに延泊することにした。

結果的に我が家にしたらかなり高額の旅行代金になってしまったが、狭いホテルが多いと言われるパリでキッチンつきの広々とした部屋は快適で、満足度の高い滞在となった。

ちなみにシタディーンはヨーロッパのあちこちにアパルトマンがあり、ネットでも予約できるみたいなので、そちらを利用した方が料金的にはかなりお得だと思う。

良く利用したサイトはパリ市営交通のサイトだ。
こちらで、バスや地下鉄のコースや時間を調べることができ、大変役に立った。

またパリの主だった美術館のホームページもわかりやすく、開館時間の確認など利用した。
ミュージアム・パスを利用できるところは使い、ルーヴルにも3回通った。
それ以外のミュージアム・パスを利用できない日はネットでチケットを予約したが、近所の本屋さんまで(日本で言うと紀伊国屋みたいなところ)チケットを発券行かなければならず、結構時間もかかってしまった。
これは2008年当時のことなので、たぶん今はもっと便利になっていると思うが。

ただそんな煩わしい手続きも含めてパリの街をさまよい歩いたことが、今となってはいい思い出だ。

主な予定は次の通り。

10/2(木) 成田発 NH205便でパリ シャルル・ド・ゴール空港へ 
       夕方近所のスーパーへ買い物
10/3(金) ミュージアム・パスを使ってヴェルサイユへ
       夕方ルーヴル美術館へ (金曜のため、夜22時まで開館)
10/4(土) セーヌ左岸を観光
       凱旋門 エッフェル塔夜景
10/5(日) シテ島、サン・ルイ島 パリ中心街 サクレ・クール寺院
       ノートルダム寺院 無料オルガンコンサート
10/6(月) ロンドン日帰り観光
10/7(火) エッフェル塔上る
       サンジェルマン界隈
10/8(水) モン・サン・ミッシェル
10/9(木) サン・マロ、レンヌ
10/10(金) シャルトル
       オランジェリー美術館
10/11(土) オルセー美術館
       20:00 帰国

ちなみに今回の旅行記は2008年の情報に基づいて旅したものなので、現在は料金やシステムの変更などいろいろあると思うので、参考程度にとどめておいてくだされば幸いです。

かなり長丁場の旅行記になると思うので、どうぞお付き合いよろしくお願いします