2日目
アンコール・ワットからいったんタ・プロムへ向かう途中にクメール料理のカフェがあった。
周りは同じようなカフェがいくつもあり、それぞれツアー御用達のカフェばかりだ。
風通しのよい二階に案内され、とりあえずアンコールビールを注文する。
スープや前菜、魚料理、肉料理とどれもおいしかった。
ご飯がちょっとぱさぱさだったのは、仕方ないことだろう。
おかずがたっぷりだったので、ほとんどご飯には手を付けなかった。

ゆっくり休憩し、13時、アンコール・トムに向かう。
アンコール王朝の最盛期に作られたこの遺跡は、とにかく敷地が広くとても全部を見ることはできないので、主要なところだけ案内してもらい、後日再訪することにしていた。

とりあえず南大門から入る。
向かって右側は阿修羅がナーガを引きあう像が並び、左側は神々がナーガを引きあう像が並ぶ。
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  阿修羅像アップ

この南大門をトゥクトゥクで走り抜ける。
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ここからアンコール・トムの中央に位置するバイヨンの入り口に向かう。
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入ってすぐのところにある第1回廊のレリーフ。
こちらは、アンコール・ワットとは違い、庶民の生活や戦さのシーンなど、当時の様子が生き生きと再現されている。
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こんな建物の中を通り、階段を上り、四面仏塔が建ち並ぶエリアへ入っていく。
49の観世音菩薩の四面仏塔は見る角度によって表情が違い、青空にそびえたつ仏塔は迫力満点だった。
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途中にあったアプサラのレリーフ。
生き生きとした踊りの様子が彫られている。
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入った入口とは反対の北大門に向かう出口だ。
均整のとれた美しい遺跡の全体像を見ることができる。
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日陰のない道を歩いていくと、象のテラスがある。
ここは閲兵に使われた長さ350mのテラスで、下の道ではなく、上のテラスを歩いてライ王のテラスへ向かうことができる。

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ここから食事の時に走った道を戻り、タ・プロムに向かう。
テラスを抜けて東門から入る。
アンコール・トムが日陰のない所での観光が続いていたので、大きな木のある遺跡は涼しい風が吹き、少しほっとする。

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  もっとも古い時代のナーガだそうだ

ここは260の神々が祀られた大寺院で、巨木の根が遺跡に絡まる姿が、この寺院の売りになっていて、最近人気の遺跡だ。
発見された当時のままにしているそうだが、広大な敷地のどこを歩いても巨木だらけで、自然の力の強さと人の存在のちっぽけさを感じてしまう。
他のアンコール遺跡も同じように自然に飲み込まれ、朽ち果てて行こうとしているところがたくさんある。
もちろん、各国の援助で、修復し保存している遺跡も数多いが、やはり膨大な数の遺跡を全部修復していくことは難しいかもしれない。
私たちがこうして遺跡を訪れることで、少しでもそれを食い止めることができたらと願うばかりだ。
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ここが写真に良く出てくる第2回廊のに西面南側で見られるガジュマル。
柵で囲って中に入れないようになっている。
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この後アンコール国立博物館で1時間ほど、中を見学する。
ばらばらに見ていた遺跡が時代ごとに並べられ、様式の違いなど良く分かり、とても有意義だった。
遺跡見物だけでここはパスする人が多いが、お勧めだ。
中にあるミュージアムショップもおしゃれで、高島屋でかなりお高かったシルクのタペストリーが5分の1位のお値段で、思わず飛びついて買ってしまった。

そして時間を1時間延長してもらい、夕闇せまるアンコール・ワットに向かった。
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ちなみに延長料金は、事前に調べていて、1時間半の延長でトゥクトゥクのドライバーとガイドさんに10$払った。
この後、アンコール・クッキーでお買い物をし、ホテルのすぐ隣のマッサージ屋さんを紹介してもらう。
1時間のクメール・マッサージで10$。
ホテルなどで頼むより割安だ。

今夜はホテルのレストランで、トムヤンクンとタイ風カレーをいただき、充実した一日が終わった。