2日目
いよいよマカオのランドマーク、マカオタワーの60階で昼食をとる。
ランチのビュッフェも通常だと結構なお値段だが、ツアーなのでお得だ。
ポルトガル料理や飲茶、スイーツなど、思っていたよりも種類もあり、お味も良かった。
口コミではあまりいい評価ではなかったので心配していたが、ご一緒したカップルもそんな感想だったので、お勧めだ。
眺望の方はあいにくガスがかかっていて、ちょっと残念だった。
バンジージャンプのアトラクションも準備の様子は見れたが、実際に下りてくる人は見られなかった。

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ここからカップルは香港に向かうということで、午後は私一人の市内観光になってしまった。
向かった先は媽閣廟だ。
ここは海の守護神である女神「阿媽」が祀られているマカオ最古の寺院だ。
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 一番奥にある観音廟 お線香をあげてお参りする人が絶えない
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 廟前のバラ広場も世界遺産だ

このあと、橋を渡り、マカオで一番南の地区、コロアンを目指す。
コロアンまでは、バスでも結構遠いし、便数も少ないので、個人で行くにはハードルの高いところだ。
なので、ここがツアーに組み込まれているのも、このツアーを選択した大きな理由だ。

まずは聖フランシスコ・ザビエル教会へ。
1828年に建立され、当初はここにザビエルの遺骨があった。
ブルーの扉や窓が南方の雰囲気でかわいらしい。
ファサードはバロック様式で、窓には中国式の赤いランタンが下がっている。
内部もこじんまりしてパステルカラーが美しかった。
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ここから少しフリータイムがあり、海岸沿いを散策する。
潮の香りが漂い、マカオであることを忘れてしまいそうなのんびりした光景だった。

さらにコロアンといえば、ここのエッグタルトは外せない。
エッグタルト発祥のの店といわれるロード・ストーズ・ベーカリーだ。
噂にたがわず、焼きたてのエッグタルトは、サクサクのパイ生地と甘いカスタードが絶妙にマッチし、ほんとに美味だった。
なのに食べるのに夢中で写真を撮り忘れている

そしてまた橋を渡り、中心街へ戻ってきた。
朝乗った、ホリディ・インで降ろしてもらい、ガイドさんとお別れした。

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時刻は15時。
ホテルにいったん荷物を置いた後、散策に出かける。
お目当てはセナド広場近くの盧家屋敷だ。

ここは1889年に建てられた貿易商、盧九一家の邸宅で、清代後期西関建築様式。
灰色レンガを使った伝統的な中国式二階建ての住居にステンドグラスなどの西洋文化が共存している。

あまりガイドブックでは大きく紹介されていないが、必見の素晴らしい建築物だ。
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 入口の雰囲気がすでに素敵
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 白い漆喰の壁に映える天井模様が美しい
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 何気ない空間にもすばらしいこだわりが
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 正面入り口
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 中庭
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 こんな風に使われているステンドグラスもおしゃれだ
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 今見てもモダンで素敵なインテリア
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訪れる人も少なく、ゆっくり一つ一つの部屋を満喫できた。
そして、セナド広場へ戻ってきた。
時刻は17時過ぎ。
ブランドショップもこんなレトロな建物の中に入っている。
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ここで並んでも食べたいワンタン麺のお店「黄枝記粥麺店」に入ることに。
少し早目なので、並ばずに案内される。
英語での注文もOKだった。
小エビ入りワンタン麺と青菜の炒め物を注文する。
プリプリのワンタンはおいしかった。

食べ終わるとセナド広場もライトアップが始まっていた。

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ここからタクシーでホテルまで帰るつもりが、何台か停めても距離が短いせいか、NOと言われてしまう。
仕方なく、ホテルまで歩くことに。
歩いて20分ほどの距離だ。
リズボアまでは、大通りで、人もたくさんいるので、わかりやすい。
ここから、ホテルに入る路地が分からずに、またまた迷子に。
今度はちょうどお巡りさんがいたので、教えてもらい、何とか、ホテルにたどり着くことができた。
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